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映画「マレフィセント」3つの見どころ:ディズニー禁断の秘密とは?

優れたドラマには必ず、拮抗する善と悪とが存在する」という言葉をウォルト・ディズニーが残しているように、ディズニー作品には善と悪の対立が用いられることが多い。

ディズニーの悪役として愛される「ヴィランズ」

ディズニー作品に登場する悪役たちのことを”ヴィランズ”というのだが、そのなかでもとりわけ人気の高いキャラクターが『眠れる森の美女』に登場するマレフィセントである。そんなマレフィセントの知られざる過去を知ることができる映画『マレフィセント』が、7月5日(土)ついに日本公開となる。

『マレフィセント』予告編

ウォルト・ディズニー創立90周年記念作品である映画『マレフィセント』は、ディズニー・クラシック・アニメーションの傑作『眠れる森の美女』の誰も知らない“本当の物語”をドラマティックに描き出す、アンジェリーナ・ジョリー主演の究極のラブ・ストーリーである。

映画『マレフィセント』の見どころ、ディズニー禁断の秘密が暴かれる

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Photo : ©2014 Disney Enterprises, Inc. All rights reserved.

本作の主人公は、『眠れる森の美女』のヒロインであるオーロラ姫ではなく、彼女に“永遠の眠り” の呪いをかけた邪悪な妖精マレフィセント。きっと『眠れる森の美女』を観た人が恐らく一度は疑問に思うだろう「なぜマレフィセントはオーロラに呪いをかけなければならなかったのか?」という謎にフォーカスした作品だ。

今回は、より『マレフィセント』を楽しんでもらうための3つのみどころを紹介する。

①『眠れる森の美女』の新解釈

©2014 Disney Enterprises, Inc. All rights reserved.
©2014 Disney Enterprises, Inc. All rights reserved.

1959年に公開された『眠れる森の美女』は、同名のヨーロッパの童話を原作とし、チャイコフスキーのバレエ音楽を脚色したロマンティックなおとぎ話である。しかし、“ヴィランズ”であるマレフィセントの視点から描くと、これまで我々が信じてきた善悪の基準を覆すような物語へと変貌する。

【マレフィセントにおける謎】
・なぜ彼女はオーロラ姫に呪いをかけなければならなかったのか?
・なぜ彼女はオーロラ姫への呪いを「16歳の誕生日の日没」にしたのか?
・はたしてマレフィセントとは一体何者なのか?

この3つの謎を解く鍵となるのは、オーロラの暮らす人間界とマレフィセントの暮らす妖精界とのあまりに悲しい戦いの歴史と、マレフィセント自身の知られざる過去にあった。

そして、『眠れる森の美女』では、永遠の眠りの呪いを解くのは王子様の“真実のキス”。しかし、本作ではそんな予定調和で済むはずもなく、後半からラストにかけて観客の予想は鮮やかに裏切られる。

また繰り返しになるが、この物語はまぎれもない「ラブ・ストーリー」である。”ヴィランズ”として絶大な人気を誇るマレフィセントに隠された深い愛情こそが、すべてのミステリーを解く最大の鍵となっている。

②はまり役のキャスティング

マレフィセント写真(サブ)

Photo : ©2014 Disney Enterprises, Inc. All rights reserved.

今回の主役であるマレフィセントを演じるのは、本作品の製作総指揮も手掛けるアンジェリーナ・ジョリー。ハリウッドの屈指の女優であると同時に、慈善活動家としても活躍している。先日、突然の女優引退宣言をした彼女であるが、アンジー本人の過酷且つ波瀾万丈な半生とマレフィセントの人生の重なり方が、まさにはまり役だと絶賛を博している。

オーロラ姫役に抜擢されたのは、『アイ・アム・サム』(2001)で一躍有名となったダコタ・ファニングの妹のエル・ファニング(実は『アイ・アム・サム』で、姉のダコタの幼少時代を演じたことが、女優としてのキャリアを開始した作品となった)。マレフィセントの運命を左右するオーロラ姫は、天真爛漫で笑顔がキュートな彼女がまさに適役!

また、アンジェリーナ・ジョリーの愛娘ヴィヴィアン・ジョリー=ピットが幼少期のオーロラ姫役として出演しており、母娘初共演も注目されている。

③あの名曲「Once Upon a Dream(いつか夢で)」を歌うのは…?

「眠れる森の美女」の音楽といえば、オーロラ姫とフィリップ王子が歌う「Once Upon a Dream(いつか夢で)」。『眠れる森の美女』では、森のなかで2人が初めて出会い、ダンスを共にするというロマンチックなシーンで使われている。

『マレフィセント』ではこの名曲をシンガー・ソングライターのラナ・デル・レイが歌っている。彼女の曲は全体的に悲しみを表現しているものが多いが、今回の曲は本作の主役であるマレフィセントの立場から解釈できるような慈愛に満ちた「Once Upon a Dream」となっている。

以上のみどころ以外にも、鍵となるアイテムや人物が多数登場する。それは観てのお楽しみ!
また、アニメーションの『眠れる森の美女』と実写『マレフィセント』の設定の相違点にも注目してみると、よりいっそう楽しめるかもしれない。

公開が間近となった今、是非一度『眠れる森の美女』を観直してみてはいかがだろうか?

映画『マレフィセント』ストーリー

ある王国で、念願のロイヤル・ベビー、オーロラ姫の誕生を祝うパーティーが開かれている。招待客たちが次々に祝福に訪れ、城は幸福感で満ちていた。しかし、“招かれざる客”である邪悪な妖精マレフィセントが現れ、彼女はオーロラ姫に恐ろしい呪いをかける──「16歳の誕生日の日没までに、姫は永遠の眠りにつくだろう。そして、真実の愛のキスだけが姫の眠りを覚ます」と。

幸運の魔法の通り、オーロラ姫は幸せに包まれ、美しい娘に成長していく。その姿をいつも影から見守るのは、あのマレフィセントだった。その視線が時に温かな感情に満ちていることを、必死に隠しながら。そしてオーロラ姫が16歳になる瞬間を、密かに恐れながら…。

映画『マレフィセント』は、7月5日(土)2D・3Dロードショー

公式サイト→http://ugc.disney.co.jp/blog/movie/category/maleficent

Photo : ugc.disney.co.jp

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